日々徒然

在宅で仕事をしていく上での視点や考え方、そして切っても切り離せない「暮らし」の情報発信。

お仕事的発想

障がい者の在宅就業を考える

「パソコンを使って在宅で仕事をする」

という性質上、障がい者関連の団体や企業、ご本人からのご相談が多いです。

障がい者の在宅就業支援に関わってきて、11年半が過ぎましたが、私なりの考え方を。
いろいろな考え方があるのも理解しておりますが、私自身の考え方として書いていきますので、批判等はご遠慮いただければと思います。

私が障がいを持っている方と接する際にまず最初にすることは、どういった障がいを持っていて、どういうのが苦手で、どういうのが得意で、どういうことを言われたり、されたりしたらイヤで、どういうことだと嬉しくて、ということを「知る」ことからスタートします。
同じ障がい、等級でもその人その人によっても、差があるので、まずはその人を理解していくことをします。

その上で、この人の力がいかせる仕事はなんなのか。
単なる「作業」ではなく、責任も任せた「仕事」をお願いするにはどういうしくみをつくったらいいのかを考えます。
ただ、「責任」が重すぎると、せっかくの力を出せない場合もあるので、そこはどういうサポートをすればいいかを考えます。

障がいは本人が悪いわけでもなく、家族が悪いわけでもなく、その人が持って生まれた「個性」です。
その「個性」は自分自身が変えようと思ってもできない部分と、変えようと思ってできる「個性」があると思っています。
それをいかに見極めて、周りが「配慮」できるかがポイントだと思っています。

現在、何名かの障がい者の方やその周りの方と意見交換をさせていただいておりますが、その気持ちをわかってくれる、方向性の同じ方、賛同してくれる方と一緒に仕事をしていきたいと考えています。

一気に人数を増やしての対応は難しいと思いますが、成功事例として、障がいを持っているみなさんがいきいきとできる仕事の工夫と発掘をしていきたいと思っています。

障がい者だからできない、というわけではなく、この人だからできることをいかに情報交換しながら、信頼関係をつくりながら、積み上げていくかだと思っています。

おそらく一筋縄ではいきません。それは理解しています。
でも、「こうなりたい」という「夢」に向かって動くことは大切だと思います。

障がい者の在宅就業を考える

写真は2002年ごろの自宅の仕事スペース。
このころは、目の前にあることを必死でこなすことで未来につながると信じて泣きながら仕事をしていました・・・(笑)

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