日々徒然

在宅で仕事をしていく上での視点や考え方、そして切っても切り離せない「暮らし」の情報発信。

夢を語る

「在宅勤務」と「在宅就業」の違い

現在、働き方の多様化として「在宅勤務」に注目が集まっています。
ここで、「在宅勤務」と「在宅就業」の私なりの違いをまとめておきます。

【在宅勤務】
・ 会社(企業)に「雇用契約」で雇用され、会社との調整により「在宅」で仕事をすること。
つまり、会社員として「就職」することを意味します。
※ここでは正社員の場合を明記しておきますが、契約社員やパートなどでも在宅勤務が可能な会社もあります。

メリットとしては、
・会社員とほぼ同じ水準の「給与」が支給されること
・会社がパソコンなどの備品を準備するのが一般的
・社会保険などの福利厚生がしっかりしていること
があげられます。

デメリットとしては、
・会社員としての時間拘束は自宅でも変わらないこと
・正社員として雇用されないとその機会が与えられないこと
にあります。

【在宅就業】
会社(企業)や個人と「業務委託契約」で契約し、「在宅」で仕事をすること。
つまり、「自営業」として独立することを意味します。

メリットとしては、
・ご自身の環境にあわせて時間調整や仕事の量の調整ができること
・「就職」ではないので、はじめたいときにいつでも始められること
があげられます。

デメリットとしては
・自営業なので、スキルによって「報酬」が安いものもあり、1時間あたりの単価が100円という場合もありうること。
・仕事がないと仕事にならないこと
・パソコンなどは自分で準備すること
などがあります。

よく、在宅就業の1時間あたりの単価の安さを問題提起している方もいますが、気持ちは理解できます。
ただ、業種が違うとその感覚がなくなってしまうのはなぜでしょう?
自営業の飲食店ではその感覚はありますか?

飲食店を開業していて、営業時間が5時間。
もちろん、仕入れもして、仕込みもします。その準備の時間は2時間。
人を雇う余裕がなければ、自分自身が1人でホールも、調理もするとします。
そこでお客さんが1人しか来ませんでした。
売上げは3000円でした。

働いた時間は7時間。
仕入れにかかったお金は2000円。
その他、電気代、家賃、水道代などの経費がかかります。

経費や仕入れにかかったお金は計算がしやすいようにおいといて・・。
7時間働いて売上げが3000円。
1時間あたりにすると428.5円になります。
さて、これは「1時間あたりの時間給が安い」と、誰に訴えればいいのでしょうか・・・。

「在宅就業」も自営業です。
飲食店などと一緒で、自分のスタイルにあわなければ、違う方法を考えなければいけないと思います。
飲食店の自営業も、合う、合わない、というその人が持つ部分や、環境の部分などの総合的な情報によって開業するかしないかを検討すると思います。
在宅就業もその1つだと考えています。

もちろん、それに甘んじず、単価を高くしたいという想いはあり、そこに対して努力をしていくのはもちろんなのですが、現状として、在宅就業をしたいという理由が子育てや介護が一般的なため、そこに大きく責任を持たせられないという現状もあります。
さまざまな環境や制約の中で、独自のスタイルで進んでいきたいと考えています。
私がこの仕事をスタートして15年目になりました。
今もそうですが、大変なこともありますし、それに対して、多くの方にご迷惑をかけたり、御礼を言われたり、いろいろなことの繰り返しです。
ただ1つ、私が続けられることは

「あきらめないこと」

でしょうか。
そして

「動き続けること」

ですね。
あと数年後には「一緒に仕事をしていてよかった」と多くの人に思ってもらえるような未来をつくりたいと考えています。



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